K-Car耐久レース・第2戦〜!
≪第1戦・優勝編
はこちら≫
ということで、3月のドキドキの初優勝から、月日がたって第2戦。
前回の上位入賞車両にはハンデタイムが加わるので、優勝車両として3分ものピットストップが課される今回は、まともなレース展開では優勝は
まず無理、表彰台すら難しいだろうと予想していたのですが・・・・
なんと3位入賞!!
いやーもーこれは予想外の大健闘で、うまく行き過ぎって感じもします。
シリーズ順位もトップをキープ。次戦に向けて早くも気合入りまくってます。
しかし、耐久レースってのはそのものがドラマなのです。いやー今回も結構ドタバタでしたよ。
ということでレポート。
【プロローグ:参加のピンチ!】
いやいや今回はまずですね、前回のエロ様と交替で走る予定の
この人
チャン田中。
が、1週間チョット前になって「出勤予定になっちまった―!」と
戦線離脱。
「代わりのドライバーを探せ!」と厳命を受け、あちこちに声をかけますが、さすがにそうそういるもんじゃありません。
ジムカーナもシーズン真っ只中でお金もキツイし、なんつってもレースですからね(^_^;)
走ったこともないクルマで走ったこともないコースでレースをせよと言われても、そらー困りますがな。
ということで結局今回もエロ様が
出走ドライバーとなりました。
#この後結局土曜出勤はなくなったのですが、今度は体調崩してダウン。
#ついてない人だね(笑)
・・・・と思ったら今度は!
きくりん次長が3日前になって突如、土曜出勤の「常務勅命」を
食らってしまった!
いやはやこれはマジでピンチ。ヤバすぎ!!
最悪、予選はパスして本戦だけ参加に・・・とも考えたのですが、ここできくりん選手一世一代の大決断を下しました。
それは・・・・・・
「出勤命令ブッチ!」(爆)
曰く「今年はこれが楽しみで激務に耐えてるんでぃ!(怒)」
・・・・・・・・・・・・・・・。
あーあ(-_-;)
ということで今回のドライバーは、
私きくりんと、
前全日本チャンピオンなのに相変わらずジジくさくて威厳のないこの人。
“エロ様”ことそーとめ選手。
(ジジイがサーキット散歩中。)
と、
JINROラベルを家中に貼りまくっているこの人。
にひらゆきお選手。
奥さんを笑いのだしに使うのは反則です。
と
相変わらずほとんど寝ないでかけつけているこの人
・・・・・写真間違えた
この人。
マサ酒巻選手。
「ジムカーナってなに?」と言いつつ、
全ジに参加中。
という体制で今回も参ります。
【予選:マジでぶっつけ本番ガチンコ(・・;)】
ということで10時半のドライバー集合予定より多少遅刻はしたものの、無事筑波サーキットに到着。
すると到着していきなりイワイ監督より
「今日アンタ、スタートドライバーじゃけんね」
と申し渡されます。
「ホントにボクでいいんですか?」と、軽く抗議して見たものの、返って来た答えは
「大丈夫。 ジムカーナドライバーだから。」
・・・・・って全然根拠になってないじゃん!!
しかもですね。
えー、
いまさらいうのもなんですが、
実はきくりん選手、
つくば2000走るの、
今日が正真正銘、初めてなんですよね。
加えてですね、選択ギアとおおまかなライン取りを教えてもらったのも、
予選出走5分前なんですよね。
それでいきなり「行って来い」ですよ。
オロオロ
ジムカーナだって慣熟歩行ナシで走らないでしょう(ToT)
↑予選スタート直前の図。
さっき聞いたばっかりのレクチャーをブツブツ反芻中(笑)
ま。
ジムカーナドライバーなんで2周も走れば攻め方はだいたいわかってきますが、
さすがに4〜5周じゃ走り方が安定しませんわ。
ということで予選タイムはエースドライバーの
この人にお任せ。
で、なんとか予選3位ゲット♪
【本戦前:束の間のくつろぎタイム】
今回は予選と本戦の時間差が前戦より短いので、ドライバーはとっととメシを食っておかないと苦しくて走れなくなっちゃいます。
ということでまずは腹ごしらえ。
モナーク弁当はなかなかうまいのです。
きくりん選手はジムカーナのイベントの際には決して昼ゴハンを食べないのですが、
さすがにレースは食わないと最後まで持ちません。
で、ほんの束の間のくつろぎタイム。
こういう“ほんわかタイム”も、レースではとっても大事な楽しい時間です。
【本戦スタート:スターティング・ドライバー】
ということで作戦通り、きくりん選手が今回のスターティング・ドライバー。
コースイン時間になって慌しく準備してダミーグリッドに着きます。
で、まずは1周、フォーメイション・ラップ。
フォーメイション・ラップ後、再びグリッドに着いて
スタート!!!!!!
が。
まんまとスタート失敗(ToT)
↑ 前がすげーあいてるよ(恥)
そうです。
きくりん選手はスタート直前になって思い出してしまったのです。
スタートのシグナル方式を
教えてもらっていなかったことを(ToT)
きくりーん。
しっかりやってくれよー!
ムニャムニャ。
・・・・・ってバーロー!
ちゃんと教えとけーーーーーーーーーー(ToT)
ということで、著しくスタートは遅れ、1コーナーでインを刺そうと思っていた思惑は見事にはずれ(笑)、
予選1番・2番手は4車身ほど前。
しかし、前回2位のライバルが1周目でハンデのピットストップのためにピットインするのを見て、すかさずきくりん選手もピットイン。
ところが!!
前車がピットロード入り口で制限速度40キロに落とす際、かなり急減速をしたのでこちらは焦りまくり!
タイヤをロックさせ、白煙をもうもうと上げてフルブレーキ。
なんとか間に合うか〜〜〜〜・・・・・・・・と思ったら
・・・・・コツン。
あちゃちゃちゃちゃちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜(^_^;)
ま、お互い無傷だったんで事無きを得たんですが、イヤー、シロウトぶり出しまく
り(恥)。
ゴメンナサイ!
・・・・・で、ハンデのピットストップ。
(ピットストップ中)
前回の優勝車なので、これ3分ね。
これがね、もうレース中の3分って、ほとんど永遠の時の流れに
感じます。
ライバル車は前回2位なので2分で出て行くでしょ。一人で1分取り残されるわけですよ。
その間も他のクルマはビュンビュンストレートを過ぎて行くわけでね。
なんつーかこの、
さしずめ、
出世競争から脱落したサラリーマンの気分
っていうんですか。
・・・・それ、私生活と同じじゃん(T_T)
・・・・ということで、涙を拭きつつ再スタート。
だんだんコースにも慣れてきて、
マサさんの予選タイムも抜いたりして、
かと思えば第1ヘアピンでインに入られたのを気づかずに寄せて軽く接触したり、
やらかすことはやらかしましたが(^_^;)
なんとか無事にドライバー交替を迎えます。
第2ドライバー、マサさんに交替!
今回は、前回のように背中が攣ることもなく(^_^;)、無事交替完了。
実は今回、行きがけのコンビニで“叩くと冷たくなる”「瞬間冷却材」を購入。
走行時に懐に入れといたのです。
能書きには「30分もつ!」と書いてありましたが、
やはり気温が気温なので、15分ともちませんでした。
でも、走ってて一番ツライのは中盤なので、あるとないとでは全然違います。
それでもまぁ、汗びっしょり。
ひと仕事終えたあとのこの爽快感!!!
ぷはぁ〜。
たまりませんな。
【レース中盤】
マサさんはさすがベテラン。
燃料の残量をチェックし、あとの展開を考えて燃費走行にチェンジ。
それでもタイムは落とさずに周回を続けます。
ところで
ふとピットを見てみると、
・・・・うちのムスコがピットボード出しやってます(笑)
オマエな、
時計の読み方いつまでたっても覚えないのに、
タイムわかんのかよ!
規定の時間を走行後、今度は第3ドライバー・エロ様に交替!
さすがは前全日本ジムカーナチャンピオン、
威厳は全然ないけどタイムは刻んできます。
それまできくりん選手が出していたベストを塗り替え、
ジワジワと追い上げてきます。
前回、あれだけヒヤヒヤさせたドライバーとは思えません(笑)
いやぁ、さすがチャンピオンだねぇ(威厳ないけど)!
・・・・と言っていたらやっぱりやってくれました。
最終ドライバー・にひらさんに交替するためピットイン。
所定の位置に誘導すべく、停止位置に立っているイワイ監督。
素早いドライバー交替のために所定の位置で待ち構えるピット要員。
入ってくるエロ様。
さぁドライバー交替だ!
と思ったら、
所定位置から
1メートル以上前に止まりやがるエロ様。
ピット要員、
交替ドライバー、
もう慌てて民族大移動ですよ。
↑交替ドライバーが開くドアの手前にいる時点で
すでにオカシイ(笑)
イワイ監督の慌てぶりをみよ(爆)
奥にいる島村さんは明らかに怒鳴ってます(大爆笑)
「この!エロ!バカ!」
「バーロー!コノヤロー!チクショー!」
全員からあらん限りの罵声が飛び、
とてもレースのピットとは思えない様相に(^_^;)
この時ドライバー側のピット要員を務めたマサさんは、
にひらさんのベルトを締めながら、それでも罵声を飛ばすことを忘れず、
とりあえず何の罪もないにひらさんに向かって怒鳴ってました(爆)
・・・・・さすが、
「Yamano Drivin' Magic」で知
られるスター山野選手のメカ・まくらたまむし氏をして、
「そーとめ・ドライビング・トリック」
と言わしめた男。
タダモノではありません。
【終盤の攻防:今回の主役はにひらさん】
ということで、謂われのない罵声を浴びつつスタートして行ったにひらさん。
攻めながらも沈着冷静に周囲の状況、順位の状況を把握。
周回遅れだった2位のライバルをかわし、同一周回に持ち込むと、
その老練なテクニックでキッチリ抑え続けます。
この時点で4位。
ところがこの時2位のゼッケン7番はまだ最後のドライバー交替を済ませていません。
この状態で周回遅れ1周なので、ドライバー交替時間によってはかなり差が縮まります。
俄然、表彰台が見えて来ました。
そのゼッケン7番は終盤になってやっとドライバー交替。しかもかなり時間がかかっています。
やっとコース復帰したものの、今度はペースが上がりません。
どうやら燃料がもうキツイ様子。
この時45秒差。
残り数分。
普通なら追いつける状況ではありませんが、相手は大幅にペースダウンしています。
これをにひらさんが抜けば、表彰台。
とにかく抜くしかありません。
ということで、ピットボードにはもうタイムを掲示するの止め(笑)
イワイ監督は次のように出すよう指示しました。
解説すると、「ポジション4(現在4位)、45秒先に前走車(つまり45秒早く走れ!)」
・・・・・という意味なんですが、
まずですね、フツー「45秒上げろ」なんて指示自体が
レース的にはありえない。
ってか無理!と
いうものなんですけどね、
加えてですね、
うちのチームのピットサイン、
そもそもこんなサイン決めてませんから(^_^;)
ホームストレートを過ぎ去るにひらさんはこれを見て、
「はぁ?」
と、意味をはかりかねて、
振り向いて確認しながら1コーナーに飛びこんで行きました(爆)
いやまぁ、これがきくりん選手かエロ様だったら意
味が理解出来ないままだとは思いますが、
そこはベテランにひらさん。
次に戻ってくる時には、「とりあえずプッシュするのね?」という意味は理解したようです。
とはいえ、後ろにはライバル、現在3位のゼッケン13番を従えています。
これを抑えつつペースをあげるのは並大抵のことではありません。
でもね、前を走るゼッケン7が恐ろしくペースダウンしているので・・・・
・・・・ついにパス!!
3位に浮上!
って今度はこっちの燃料が心配です(^_^;)
・・・・が、
なんとかそのままゴォォォーーーーーーーーーーーーーール!
#サッカーではありません。
ゴールの瞬間、みんなでウェイブ。
出遅れてるのはやっぱりエロ様(笑)
てなわけで、今回は4位狙いがいいとこかと思っていたけど、
見事3位入賞〜♪
「やたらと年齢層が高くないか?」
という素朴な疑問は、
命が惜しいなら言わないほうが賢いです。
おやおや?
この人も飲めないんじゃなかったっけ・・・・!!??
「あ・・・・・。
飲んじゃった・・・・・・。」
「ば、バカ!
飲ませちゃダメじゃないか!!!」
このあと、チャレンジャー関東のお店の前で、
カルディナのドアを電柱にこすりましたとさ(ToT)
#イヤもちろんフィクションに決まってるだろ!
そんなオチかよ!
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