伊集院光に言わせれば「ブレイク必至」の
『米軍ジムカーナ』
のご案内

フツー、「ジムカーナ」といえば日本自動車連盟(JAF)が公認した「第一種スピード行事」のことをいいます。いわゆる「公認ジムカーナ」というやつですね。
しかし、なにも公認ジムカーナだけがジムカーナであるわけじゃない。車両規定もルールもJAFとは全然関わりのないジムカーナがあったっていいじゃないか。
世の中探してみるとそんなジムカーナが実際にあったりします。そのひとつがここで紹介する「米軍ジムカーナ」。きくりん選手が実際に参加して「こりゃ面白い」と思ったので、是非とも紹介したいと思います。

※ご注意
このページはきくりんが「米軍ジムカーナ」を紹介するために自主的に制作したものであり、主催者であるKSCCとは一切の関わりがありません。このページに起因するいかなるトラブルも、きくりんとKSCCは関知致しません。


▼8月に参加した時の模様はこちら
▼米軍ジムカーナ公式ページ「もあ」さんのページはこちら

開催場所

横浜港・瑞穂埠頭の米軍基地内。

基地といっても居住地や空港ではなく、ドックと補給基地らしいので、人はほとんどいないし警備も物々しくない。

参加申込方法

なんと、公認競技に慣れ親しんだ者にはビックリだが、事前申込は全く必要なし。

当日、朝8時のゲートオープン前に、集合して待っていればいいのだ。
場所および集合待機場所は右図の通り。『東神奈川』と『瑞穂埠頭』が載ってない地図は絶対にないから、ちゃんと来れます。もし載ってない地図なら即破棄(笑)!

ただし、地図があってもなかなかたどり着けないヒトは確かに実在した・・・。ね、黒瓜さん(笑)。ちなみに首都高横羽線・東神奈川ランプは、東京方面からしか降りられません。気をつけようね。

参加資格・クラス区分

よく分かりません。・・・ごめんなさい。

実際に参加してみたけど、よーわからんのです。
参加資格と呼べるものは多分ないです。だって、JAFの競技じゃないからライセンスは必要ないですし。過去の戦績も関係なし。シードだろうが全日本選手だろうがお構いなしでしょう。

クラス区分は一応、

てのがありました。レディスは分かるとして、T1〜T3、PROの区分は排気量の他にどういう区分があるのか不明です。
じゃぁどうやってエントリーするのか?ということになりますが、心配無用。車検の時に勝手に決めてくれます(笑)。や、これホント。

エントリーフィー

6000円
安い!
安すぎる!練習会より安いじゃないか。まぁショバ代が違うだろうし、なにやら上納金とかメダルとかがないとこれだけ違うって事かな。しかもこの6千円のうち千円は積み立てられて、シリーズ賞金になるってんだから楽しみじゃねーですかぃ。

公認競技とちょっと違うところ

◇長袖・長ズボンは必須でない
ヘルメットとグローブは着用する必要。靴もサンダル履きだけはカンベンしてくれという程度。をを。何てことだ。暑い夏にはありがたいぞ。その代わり、怪我をしようがすべて自己責任という、オトナの世界なのよね。

◇運転席側の窓も開放OK。
暑けりゃ開けてもいいよ、ってことでした。うそだろー、と思ったけど、やっぱり怪我をしてもそこは自己責任。安全の為には閉めた方がいいと思うけど。

◇シートベルトは2点以上
3点以上なんてケチくさいことは言わない。とりあえず体を固定するものがあればいい?でも、これは安全面の話だから、自分のために長袖長ズボンも、ベルトも窓も、しっかり考えようね。

◇パイロンタッチは1本3秒。
・・・なんですよ。だから実力にばらつきがあれば、挽回も可能でしょう。それと、パイロンタッチの判断は甘いです。位置がずれなければ、踏もうが飛ばして一回転しようがOKです。

◇スタートはクリスマスツリー式
ほら、あのドラッグレースとかに使うヤツ。上から順番にランプが点いて、一番下のグリーンランプとともにスタート。計測もその時点から開始されます。これは慣れないと難しいね。ゴールはゴールライン+αの地点で「止まる」というゴールなので、止まりながらゴールしないと間に合わない。オーバーランしちゃうと基本的に失格らしいです。

その他注意事項

○昼食、飲み物
基本的に日本国内で買って持っていった方がいいです。少なくとも基地内には売店はありません。自動販売機くらいはありますが、買う人が殺到したら数が足りるかどうか保証もありません。
東神奈川ランプと入口までの間にコンビニはありません。きくりん選手が確かめたところによると、東神奈川ランプを降りて右折(つまり基地とは反対側)し、次の信号(国道15号)をさらに右折して、信号を一つ越えたところにローソンがありました。さらにその次の信号でUターンすれば戻れます。

○行動範囲、カメラ
詳しいことはドライバーズミーティングで言われますが、一応基地内は軍事施設だし日本ではないので、勝手なところに行くと怒られます。怒られるだけならいいけどもっとおっかないことになるかもしれませんから注意しましょう。(とはいえ、さして重要そうなところはなさそうだけど)
カメラは持込めます。ただし、施設を写したり遠景を撮ることは禁止されているようです。クルマやスナップ撮影程度なら問題ないそうです。

○夕方まで出られません。
基地の人の先導がないと一切出られないそうです。せっぱ詰まった用事のある人は注意しましょう。

○トイレ・水道
トイレはもちろんありますが、かなり遠いです。だいたい500メートルくらいはあるんじゃないかな?往復すると10分以上は確実にかかるし。てなわけで、急にもよおすと大変な目に遭うことになるので、前日の食生活には気を使いましょう(爆)。
水道も、このトイレの洗面所しかありません。とっても困ります。

○日本語は通ります。パスポートも要りません。
これ、マジに悩む人いるかもね。主催者はアメリカ人かもしれませんが、オフィシャルは皆さん日本の方のようなので、日本語は使えます(日系人かもしれないけど)。外人の人も、基本的な日本語は分かるみたい。

○分からないことは聞いた方がいい。
公認競技とはぜーんぜんペースもやり方も違います。なんつっても何時からアレやる、次はコレやるっていう説明が全くないんだもん。エントリーはどこですればいいのか、車検はどうするのか、分からないことがあったら周りの人やオフィシャルに聞いた方がいいです。聞かないと自分が大変なことになるからね。

○米軍セッティング!?
コースどりは基本的にえらいテクニカルです。今では公認ジムカーナではほとんど無くなった360度が3個も4個も5個もあります。忘れていたパイロンワークを思い出すには絶好の機会でしょう。
てなわけで、FF、FRに限らず、とにかくリアにはボロタイヤを履くのがお勧め・・・かな。それも空気圧パンパンにして。雨の日にどういうグリップ変化をするかは未検証です。
FF車、とくにホンダ車は、替えのシャフトは必携です。それと交換できる工具と人もね。もし何かあったら、ここってJAFロードサービスって来てくれるのかなぁ?

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