ノーマルタイヤで争われるNZクラス、今回はオークス主催ということでベテラン勢がこっそり参加して盛り上げた。
トップゼッケンの阿久津はかつてEF8でシードを取ったドライバー。最近はJMRC関東でアナウンスをする姿が目立ったが、今日は富士には行かずになぜかFDを駆って千葉へ。どうもまだリア掻きは乗りきれていないようだ。続く金子も言わずと知れたスピリッツの名物。さすがベテランの技を見せ、ノーマルタイヤといえど四駆勢に追いすがって3位をゲットした。NZでも光る走りを見せる樋熊は4位。
N連の蕪山は、ノーマルタイヤでの戦い方をよく知っているはずだが、この蕪山をかわしたのが井邉。車両名の通り11万k超のランサーだが、ノーマルタイヤを丁寧に使って無理をせぬ走りを見せ、ただ一人2秒台に乗せてぶっちぎりトップ。2本目には自己タイムも更新し、完全勝利した。
これでシリーズランキングトップは井邉。今回欠席の中原が2位、続いて樋熊となっているが、ポイント差はたったの4。N連の会長、“ちゃに”佐々木がまた殴り込んでくる可能性を考えると、油断は出来ない。
(文中敬称略)
|