今年から、NZクラスはSタイヤが仕様禁止となり、ノーマルタイヤオンリーでの闘いとなった。
ノーマルタイヤでのジムカーナは、東京戦やG6ジムカーナでも設定されており、「タイヤ代に追われなくて済む」ということから人気を博している。
ノーマルタイヤ化のNZクラス、初戦を制したのは佐々木“ちゃに”努。
何を隠そう関東地方で、こうしたノーマルタイヤによるジムカーナを提唱している第一人者で、この運動を進めている「チーム・プッチムーン」の代表。3位の中原もこのプッチムーンのチーム員だ。
この二人に割って入ったのがなんとインテグラの樋熊。A3クラスでも20位に相当するタイムを出し、2位入賞。
昨年のシリーズ2位、大作はふるわず4位。今年は昨年の雪辱を晴らしたいところだが、ノーマルタイヤマイスターを相手にどこまで戦えるか。
今や千葉名物となったNZクラスのカルディナ使い、太田選手は今年も元気に参戦。ドライビングも確実に進化しており、舐めてかかるとあっさりやられてしまう隠れた猛者である。
(文中敬称略)
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