ハイパワー4WDの高速バトルが楽しめるA4クラス。それなりの資金も必要とされるため最近は県戦レベルでは台数が減少傾向にあるようだが、今回は22台のエントリーを数えた。
このハイレベルな戦いを制したのはマシンを乗り換えて参戦の板倉修一。昨年は全戦参加・全戦ポイントゲットながらもシリーズ8位に甘んじたが、今年は違う。試走の山口晃一もあわや、というタイムで堂々の優勝をゲットした。
昨年同ポイントでシリーズ4位・5位を仲良く分けた浜中と浜田は、今回も仲良く表彰台の両脇を占めた。
A3に行ったはずなのに、なぜかWエントリーで出場していた馬場は、見事返り討ちにあってポイント圏外。相変わらずの芸達者ぶりを披露していた。事故の度にエボのバージョンが上がって行く不思議な男、神奈川の名産・三間も、今回は借り物で実力を発揮できなかった。
A4クラスは熟練したドライビングテクニックを持つ老練なベテランと、輝く才能をもった若いドライバーとの激突が楽しみなクラス。昨年のチャンピオン・喜瀬竜一のような逸材が今年も現れるか、要チェックである。
(文中敬称略)
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