[2005/09/11] 地区戦第9戦は7位惨敗。

今年地区戦を戦って来て、ここまでやる気を失った瞬間はありませんでした。

1本目がどんなにダメでも、絶望的とも言えるタイム差があっても、絶対にあきらめずに2本目に出来るだけのことをしようと、必ず自分を鼓舞してきました。

しかし、今回だけはできませんでした。

一本目の不調から挽回を期して、慣熟歩行を始めた矢先の雨に、
僕のモチベーションは音をたてて崩れてしまいました。

慣熟歩行をしながらポツポツと落ちて来た雨を、必死で「降ってない降ってない!」と思いこもうとしましたが、やがてザーザー降りになり、完全ウェットになった瞬間に、それまで自分を励ましていた自分が・・・・消えたのでした。

悪いのは天候ではないことは分かっています。
1本目に悔いの残るようなぬるい走りをしてしまった自分がいけないのです。
でも今回は、挽回のチャンスすら目の前で奪われて、
自分を制することが出来ませんでした。
走り同様、選手としての自分もぬるかったのでした。


前日練習は好調でした。
最後のアタックでは、トップに肉薄するタイムを叩き出し、同様に驚異のタイムを出したローリング関根さんと、
「待ってろハ○ガイ!」てな勢いだったのです(笑)

しかし僕には、「前日が好調だと本番は撃沈」という、 千葉戦の頃から続いている由緒正しきジンクスがあるのです(T_T)
今回も含め果たしてそのジンクスは守られた・・・というわけですね(号泣)

集中力が切れた状態で走るウェットは危険です。
ブレーキを踏んだ瞬間にテールが出るのは分かっていましたが、カウンターを当てるのもアクセルを踏み込むのも「メンド臭い」と思いました(笑)。
「回らば回れ」。もうヤケであります(^^ゞ

走りも、戦う姿勢も含め、どうしようもない1日でした。
こんなイベントはもう2度とご免。
いや、もう2度とやらかしてはならない。


イベントは最悪だったが、前日の夜は最高でした(^○^)
ひとりで高崎駅前に泊まる予定で、大嫌いな「ひとりぼっちの食事」をせざるを得まいと、長い夜を過ごすためにマンガ喫茶の場所まで事前に調べて行ったのですが(笑)、N1クラスのたぬぞう選手が同じホテルだと言うので、すがる思いで「メシ食おうメシ!」と声をかけたのでした。
しかし帰ってきた答えは
「今夜はN1クラスの飲み会に呼ばれてます」
というつれないモノ。
しょぼーんと肩をおとして片づけを開始したのでした(^^ゞ

ところがしばらくしたら彼がやってきて、

「あのさ、きくりんも行くことになったから。
 場所は新前橋。18時半に高崎駅の改札集合。」

かくして、クルマの競技の遠征先で、
電車に揺られて飲みに行くという、
前代未聞の経験をしたのでありました(笑)

N1クラスはほとんどが群馬県民。
彼らは僕がジムカーナを始めた頃からトップドライバーだった人たち。
しかも「ほとんど変態」と呼ばれている人たち(爆)。
こういう時、速くなくても顔と名前が売れているというのは、実に便利でございます(^○^)
あのノリについて行くのは大変だったけど。


さて、今回のイベントは豪雨の2本目で事故が起きました。
当事者が尊敬する先輩かつ大事な友人でもありますし、基本的に当事者同士で完結すべきことなので、詳細は触れません。

次はとうとう最終戦。
「なんとしても勝ちたい」
と思って臨んだ今シーズン。
チャンスはもう1回しかないと言うこと意味します。
なにやら全日本で負け負けの某大物ドライバーも参戦の様子。
条件は最悪ですな(^_^;)


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