今年も千葉戦を開催しましたー!
ぐはーっ!
疲れましたー!!!
でも、皆さんに楽しんでいただけたようですし、僕らも楽しかったでーす。
昨年は第5戦を開催(http://www.slalomers.net/cgi/kikurin_report.cgi?mode=cat&id=36)しましたが、今年は第3戦。「FINAL FANTASY」も「4」でございます。 競技会事態の体制は昨年と変わらず、ラッテストーンレーシングクラブさんとのコラボレーションです。
2回目ということで、今年は色々趣向を凝らしてみました。 昨年は、地に足のつかない表面上の演出よりも、まずは競技会として本来の「順位認定」を確実に行えることを最重要課題としました。なにしろファンタジーが今の体制になってから、初めての公認イベント開催でしたから、まずはちゃんとできるかどうかが重要だったのです。 幸いこの点は及第点ギリギリながらもクリアでき、イベント開催のノウハウもそれなりに獲得できたので、今年は少しいろんなことをやってみましょう!ということになりました。
イベントの準備が本格化したのは2ヶ月前。 葛西のデニーズに集まってミーティングを開き、全体のスケジュールと役割分担を決め、後はそれにしたがって主体的に行動してもらうことにしました。 昨年の反省を踏まえてます。もともとうちのクラブは一人一人が野武士のようにたくましい人材ですから、考えて行動してもらった方が速いに決まってるんですね。
さて今年もたくさんのご協賛を頂きました。 通常なかなか都県戦にはご協賛なんぞ頂けないところも、わざわざ豪華な賞品を提供してくださいました。 協賛する企業の側に立ってみれば、県戦に協賛したところで、すぐに大きな効果などないように見えます。 しかし、都県戦の選手たちはまさに日本のモータースポーツの底辺をなす層であり、この厚みが将来の日本モータースポーツ界を左右することになります。 本当はこうした選手を大事に考えなければならないのですね。
今回ご協賛頂いた各企業様は、こうした我々の考え方を大変よく理解してくださった方々です。 賞品をご提供してくださったからではなく、そのような心意気に、我々主催者のみならず、ぜひエントラントの皆さんも感謝の念を持っていただきたいと思います。
次のミーティングは1ヶ月前。 すでに特別規則書もできあがり、JAFへの申請も行っています。もう後戻りはできない段階です。 この時に「もうちっとなんかやるかー」という話になり、マサさんとにひらさんが俄然乗り気になったのが・・・「スターティングゲート」(笑)。 もあちゃんに足場で組んでもらえばあっという間だよ、というところから、にひらさんが「貼ればいいんでしょ?」という具合にどんどん話は進み、ASLに確認を取りに行くだの、寸法を測りにいくだの、もうあっという間に話が進んでました。
これがのちのち大変なことになるわけですが(笑)
今回はあちこちに特別規則書と申込書も配布させていただきました。 遅らせていただいたショップの皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。 今回のイベントはGW中でもあり、他の都県戦が2つ重なっていたりと、状況的にはちょっと辛いものがあったのですが、それでも最終的には99台のエントリーをいただきました。 ありがとうございました。
茶太郎やポコちゃん、ダーを中心に、賞品の買出しは極めて効率的に行われ、その管理も的確に行われました。トロフィーの手配も何も言わずともきちんと手配されています。いやー、事務局、楽させてもらってます(^^ゞ
とはいえ、申込みが始まりますと、開封、お金の管理、PCへの打ち込みなどは僕一人でやりますので、これはかなりの重労働。毎日会社に帰ってからまたPCに向かうのはすこぶる苦痛でありました。 同時並行でパドック図作ったり、プログラムを作ったり、広告作ったり、実はこまごまとした作業が腐るほどあります。
この時期の僕の友は、「アンメルツよこよこ」でしたねー(笑)
こうしてなんとか申込み期間が終わりますと、今度は受理書の発送です。さぁ事前準備も佳境に入ってきます。 今年も葛西の魔王様の会社、通称「魔王館」に集合。 あらかじめ計時屋さんに送ってもらっておいたレーザープリンターを、魔王様のPCに勝手につなげ、ヤフーブリーフケースに置いといたファイルを勝手にダウンロードして、印刷して封筒詰め!
ま、そうスムーズには行きませんけどね(^^ゞ だいたい、僕が一人で入力したリストがまちがいだらけですから(笑)
いやぁ、色の浅黒い大の男たちがこうした事務作業してる光景は、結構笑えます。 特に、こうした作業がどう考えても、誰が見ても、自他ともに「似合ってない」と認める男・・・マサさんが、イヤそうな顔しつつも黙々と作業している姿は、意地らしくて涙さえ出てきます(笑)。
こうして作業が終了したのはすでに23時前。
今回は、イベントの前々日、金曜日もお休みだったので、これはラッキーでした。 この日を使って、いろいろ発覚した「足らないもの」の買い足しを行い、公式プログラム作成その他の準備を敢行します。 この日集合したのは、ポコ片山実家邸。 ご協賛も頂いている「共栄デンキ」様でございます。 お店のインフラフル活用で、印刷、コピーさせていただきました。ありがとうございました。
しかしこの日はそれでも終わらず23時に退散。 翌日土曜日に、浅間台に行って作業の続きをすることにしました。 僕はそのあと草加のにひら邸に激励に行きましたが・・・・眠かった(^^ゞ
翌土曜日は昼過ぎに浅間台に集合。 昨日の事務作業の続きを行い、重労働の賞品仕分けに取りかかります。 なにせご協賛品と、買い出した賞品が膨大な量になってしまったので、配分するのは大変です。ここでもポコちゃん、茶太郎が大活躍。 ありがとうございます。
部会練習会が終わると同時に、マサさんやにひらさん、もあちゃんは例の「アレ」の製作に(笑)。
浅間台中段パドックに大工さんが響かせる電動ノコの音(笑) すばらしいミスマッチングでした。
やがて出来た「アレ」。 スターティングゲートと大看板!
県戦とは思えぬ、ゴージャスな感じになってきましたぞ〜。
・・・ということで、この日はヘロヘロになりながら退散。
とうとう迎えてしまったイベント当日。
まぁ、ここから先は参加された方が見た通り。 僕らとしてはやるだけのことはやったので、足らない部分があるとすればそれが実力ですね。
アナウンスは神奈川名物の高橋桃太郎選手に再びお願いしました。 彼の経験から来る、頭の回転の速さには今回も舌を巻きました。 ありがとうございます。
計時は、うちのクラブが誇る人間国宝・計時屋さんが担ってますから、これだけは文句言わせない(笑)。 各クラスが終わって1分後には暫定結果が張り出されているのを見て、驚いたエントラントもいました。 今年は中間計時も光電管を使い、しかも信号は電波で飛んでくる!
迅速で正確な計時システムは、イベントの要ですね。
あと、今回演出面でワンポイント加えてみたのは、ベストラップ更新時のファンファーレ(笑) MP3プレイヤーにファンファーレを入れておき、ベストラップ更新と同時に鳴らします。 ちょっとした工夫だけど、やってみると意外と盛りあがりましたね(^^ゞ
出走前のファンファーレとカウントダウンも、全日本のように取り入れてみました(笑) このためにCD買ったり、田口くんからミキサー徴用したりしたんです(^_^;)
賞品の目玉は、昨年と同じく「ファンタジーの国」へのチケット。 表彰式でも皆さんに楽しんでもらえて、本当によかったです。
今年は昨年に比べると準備や運営も多少は効率的になったのですが、それでもやっぱり競技会を開催するのは並大抵のことではありません。 準備は一人じゃできないし、おカネがあればすむという問題でもない。 エントラントだけでも、主催者だけでもイベントは成立しないし、やる気がなければそもそもやる意味がない。
見えてくるものがたくさんあります。
違う視点から競技会を見るのは、すごく勉強になりますよ。
さて、来年はどうすんだろうなぁ。
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