[2004/10/16] 第5回ジムカーナレッスンを終えて

第5回JMRC千葉ジムカーナレッスンを開催しました。
ご参加いただいた皆さん、オフィシャルのみなさん、ありがとうございました。


いやー・・・・疲れました(^_^;)

今回は台数が少なめだったので、事務局作業は量的には少ないのですが、やることは変わりませんしね。
何をさておいても台数が少ないので、当日の走行本数がハンパではなかったのです(^^ゞ
講師も生徒さんもヘトヘトでしょうね(笑)。

僕はもちろん講師はやってないのですが、毎回「もっと横に乗せてもらいたかった」という要望が多いので、講師を含めたオフィシャル全員を駆り出して皆さんを横に乗せる時間を設けてあるのですが、いやはやこれもまた生徒さんの数が少ないもので、「あれにも乗りたいこれにも乗りたい」という要望に応えていると、結構な本数を走っていまして・・・(^^ゞ
マシンもドライバーも悲鳴を上げました。

それでも今回は、当日運営の肝要な部分はスタッフの皆の自主的な動きに助けられ、僕はだいぶ楽をさせてもらいました。
それでもね、やっぱ事務局作業を通じて全体を知っているのは僕しかいないので、神経が疲れるのはしかたがありません。

ポコちゃん、もあちゃん、みあちゃんには本当に感謝します。

一日終えてみると、毎回毎回思うのですが、初心者の方の「伸び」というのはすごいです。
貪欲に講師のアドバイスを吸収して、あっという間に上手くなる。
走っている生徒さんも面白いと思うんですけど、教えている・見ているこちらもとても面白いものです。
朝のドラミでは不安そうな顔をしている皆さんが、帰りのドラミでは目を輝かせている。そんな姿を見るたびに「やってよかったなぁ」と思うのです。
自己満足でしょうか?

僕らは全日本ドライバーだとか、目玉的な講師をまったく使いません。
それはワザとやっていることなのです。
全日本ドライバーの持っている技術や経験というのは、そらもーとんでもなくすごいレベルなんですが、まずは自分のクルマってどれくらいブレーキ効くんですか?という生徒さんがいきなり教えて貰っても、そのスゴさはほとんど役に立たないと思うのです。難しい高等技術が「出来て当たり前」になって久しい選手には、ホントの初心者の「視線」に立ち返ることは難しいのです。

だから僕らは「ジムカーナ的な応用技術」を教えることはハナから放棄しています。
モータースポーツは、ジムカーナは、やってみるとこんなに楽しいし、すごく難しいんだ、ということを知ってもらうために、背中を押してあげる役目を果たそう・・・と考えています。
これだけいろいろネットで情報が氾濫していても、いざモータースポーツを始めてみようと思ったら、やっぱり実際のアクションを起こすまでには相当の勇気がいるものです。それを乗り越えて「やってみる」だけだって大変なんだ・・・ということは、「チョット前まで初心者だった」という選手には実にリアルに理解できます。

だから僕たちは「ちょっと先輩」の選手を講師として、同じ視線の高さで手を引いて上げられる練習会を目指しています。

『はじめの一歩』を踏み出すために、背中を軽く押してあげる・・・・

それがJMRC千葉ジムカーナレッスンの役目だと思っています。

僕は「MAF」というクラブが主催する練習会でジムカーナデビューを果たしました。
このクラブは「初心者向け」と謳ったすばらしい運営の練習会を今でも開催していて、僕にとってこの「MAF」さんの練習会は、「特別なもの」です。
同じようにこのレッスンが、誰かにとって「特別なもの」になれたらいいな、と思っています。



さて、このレッスンの翌日、「JMRC全国オールスタージムカーナ」なんです。
このために体力温存しておきたかったんですけど、しょせんかなわぬ思いでした(笑)。
しかしながら、前日練習は参加できなかったけど、マシンの調子は確かめることが出来たし、特にハンデは感じません。まぁ心配なのは自分の体力だけ。
上位陣辞退によって回ってきたチャンス。
関東代表として恥ずかしくない成績と走りをしたいと思います。



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