関越スポーツランドを走って来ましたー。
んーと、これで今年3回目? 決して多いわけじゃありませんが、この数年の僕の行動を知っている人から見たら、驚異的な頻度と言っていいでしょう(笑)。 今回は、前回関越を走った際どーにもならないことが分かったので、見栄春さんに泣きつき、先週の全日本選手権開幕戦でみごと表彰台をゲットしたばかりの全日本ドライバーを強制徴用。
名づけて 『ダメダメ不甲斐なしきくりんを救え!臨時鷹巣塾』。
鷹巣塾というからには他の塾生も一緒。 今回はひらやん夫妻と関本夫妻です。田口くんは彼女のご機嫌伺いでお休み(^^ゞ
金曜日の夜に見栄春邸(ホントはみなみ邸(^_^;))に泊まりに行き、朝ひらやん夫婦と合流して下道で向かったのですが、寝たのが0時、起きたのが3時半なので、超寝不足。 しかもあのマシンで関越まで下道約3時間は地獄の沙汰です。もう2度と下道なんかじゃ行かないぞ!
関越について見ると、もう結構な台数がいます。 知った顔もかなり。地区戦組も多数のようです。 ところが、このあとも続々とやってきて、とどまる気配がありません。結局70台超。募集要項に書いてあった台数とはエライ違いです。多少の違いならまだしも、これだけオーバーしていたら、走れる本数も大きく違います。 この点について主催者からは何の説明もありませんでした。 例えば、地区戦を前にしてカートコース部分を使用する貴重な練習会ということで申込みが殺到し、なるべく多くの人を走らせたいから理解して欲しい、とか、そのためキャッシュバックを行う・・・とか、何らかのアナウンスメントをすべきでした。 しかもこの日のコースも非常に危険で、ダブルコースインのタイミングにも疑問符がつくものがありました。
地区戦と同じ主催者だけに、ちょっと失望を隠せません。
さて、走りのほうですが・・・・得るものは多かったです。
今回はきくりん号でダブルということだったのですが、その特権として横に乗せてもらったり、横に乗ったりを繰り返しました。 実を言うと今まで見栄春さんの横に乗ったことというのは、それほどないのです。しかし、一度乗っただけでは分からないことも、何回か乗ると見えてきます。
その結果分かったことは・・・・・
『こんなこと出来るかヴォケェ!!!』
でした(爆)。
いやぁ・・・笑っちゃうくらい僕との差がでかすぎる。同じように乗せてもらったひらやんと僕の共通の見解は、「(見栄春さんの運転は)僕らが今やってる走りの延長線上にはない」ということ(^_^;) そんな延長線上よりも遥か上に、ぽ〜〜んといきなり存在する走りです。 「な?特別なことやってないだろ?」って言われるのですが、「特別なことを当たり前のようにやっているので、普通に見えるだけ」ってのが正解(笑)。 ここんところ、彼女にデレデレの見栄春さんしか見てませんでしたが(笑)、いやぁ、やっぱハンドル握らせればすげー人だわ(爆)。
きく「なんつーか、センサーの精度が違いすぎる。」 ひら「ホントホント。あの体のどこにあんなセンサーが入ってるのかね。」 きく「ホントだよねぇ・・・」 ひら「わかった。あの足の短さがいいんだ!」 きく「・・・・・・・・・。」
でも、自分と同じクルマで、自分とは次元の違う走りを見せられると、差が大きいだけに得るものが多いです。 ちょっと真似して走って見るだけで違いが出てきます。タイムにすぐに反映するとは限らないけど。 最終的には自分で悶々と考えて租借し、理解して体得するしか手はないのですが、こうしたスーパーお手本があるのとないのとではその効率が圧倒的に違うでしょう。 ホントにありがたいことです。 僕は恵まれた環境にいると思います。
関越の「走り方」という確固たるモノはないけど、「違和感」がだいぶなくなって来ました。 コースのクセもかなり分かってきました。 関越マイスターと呼ばれる人達が、どうしてああいった走り方をするのか、しかしそれが必ずしも唯一の方法ではないということも分かりかけて来た気がします。
まぁ、あくまで「気がする」程度ですけどね(笑)
とりあえず「踏み」に関しては見栄春さんからも合格点をもらえたので(^^ゞ、これを伸ばす走りをしようと思います。 人の踏めないところを踏むのが、本来の僕の走りだったハズ。 やっと原点に帰ってきたのかな。
さて、帰りはお先に失礼して高速で(^^ゞ ところどころ渋滞表示はあって、それなりに混んでもいたのですが、かなりスムーズなペースで外環まで一気に来られました。この日はうららがお出かけをしていたので、このまま帰っても時間が合いません。 ということで、外環は草加で降り、「GTSマーキング」にお邪魔しました。 実はここに引っ越してからは初めてです。
すでにmasaさんとタナカちゃんが来ており(つーか入り浸っている(笑))、しばらくしてにひらさん&masaさん絶賛の焼き肉屋へ。 もう「ヤバイくらい旨い!」という肉をたらふく食って、バカ話に大笑いしていると時間を忘れてしまい(笑)、せっかく渋滞もなくやってきたのに気がつくと23時近い(爆)。 なんだよこれじゃぁ渋滞避けて帰ってきたのと変わらないよーと思いつつ、帰宅したのが23時半頃。
前夜もあんまり寝てないので、そっこーで意識不明に陥りました(^_^;)
翌日の日曜日にはすでに予定が入っています。 この日は木更津のテックスポーツに、再びインテを持って行くことになっていました。
地区戦開幕を前にして、各部点検とミッションオイル交換、アライメント調整、タイヤ組替えの必要がありました。 ホントは預けてしまって後日取りに来る予定だったのですが、安田さんが2時間で見てくれるというので木更津駅前で時間を潰すことにしました。
が・・・・・
木更津駅前の想像を絶する寂びれ具合にびびりました(笑)。 き、木更津ってもっと開けてなかったっけ・・・(^^ゞ? 「男女7人夏物語」では、明石家さんまが川崎までフェリーで通ってて、結構注目されてなかったっけ!?(何年前の話だ(笑)) いや、かつて栄えていた残骸はあるんですよね。たぶんアレは「そごう」。でも今は廃墟。(そごうは潰れて再建中) 商店街のシャッターもことごとく閉まっているし、町全体に元気がない。 時間潰したくても潰す場所がねぇ〜〜〜〜〜〜(T_T)
いやぁ、まいりました。
気志團はこんな街から生まれたのです(笑)。
・・・ってたむろする場所もねーじゃん(^_^;)
・・・と言ってるうちに「終わったよー」とのケータイメール。
昨日の練習会で漏れていたパワステ系も見てもらい、ミッションオイルはキレイになり、アライメントも揃えてもらって、とりあえずマシンについては来週に向けて悔いを残さない状態にしてもらいました。
後は運ちゃんの仕事だ。 いい訳と後悔の残る走りだけはすまい。 今年は「お客さん気分」ではなく、地区戦ドライバーという自覚を持って戦いたいと思います。 戦う気持ちを忘れるな!!
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