相模湖で開催される「テクニカルチャレンジ・プロジェクト」に、毎度の講師で行ってまいりました。
ご存知の通りこの「テクチャレ」、かつての全日本「四天王」・壺坂選手と、今や「伝説」と言われている遠藤選手が発起人となり、赤ベコ氏が事務局を務めて運営されている、レッスン形式の練習会です。 ほとんどサーキットトライアルと化した最近のジムカーナとは違い、本来ジムカーナが持っているべき基礎技術を磨くことを目的にしています。
一昨年末から開催されていますが、壺坂さんや遠藤さんに混じって、なぜか僕まで「講師」として呼ばれていて、まったく面映いかぎりなのですが、趣旨に賛同してできる限り参加させて頂いてます。 でもほんと、僕は相模湖苦手なんでねぇ(笑)。
で、2004年最初の開催のこの日、やはり相模湖は相当寒いという予報でありました。 最低気温−2度、最高気温3度。 スミマセン、人間ってその環境で生きられるんですか(^^ゞ?
スタッドレスはおろかノーマルタイヤすらない僕には、ピクニックランドに着く前の路面凍結が一番の難関です。辿りつけなかったらどうしよう。 とりあえず6時前に家を出て、このクソ寒いのにやたらと混んでる首都高を抜け、八王子ICで降りて橋本で給油。津久井湖を経由して相模湖ピクニックランドへ。いつものルートです。 路面はピクニックランド手前の橋以降で、やっぱちょっと凍ってました(T_T) でもツルツル・・・というワケではなかったので、問題なく到着。
いやぁ・・・・・・ やっぱ寒ぃ。
スキー場並みの気温を予想して、僕はこの日新兵器を投入しました。
なんのことはない「タイツ」ですが(笑)。
でも問題がありました。 これはうららから借りた「女性用」なのであります(爆)。
したがって、「前」が開いておりませんっ。
レーシングスーツを着てしまうと、用を足すのは極めて困難であります。 でも寒いんです。寒いからあったかいのたくさん飲んじゃうんです。そうすっとトイレが近いんです。 もう大変です。
教えに行ったんだか走りに行ったんだかトイレに行ったんだかよく分かりません(笑)
さてさてレッスンの方ですが、今回僕の受持ちは4人。 EKシビックのSA車両1台、 DC5インテのN車が1台、 DC2の丸目インテのN車チックが1台、 EP91のスターレットグランツァ・フルノーマルが1台です。
皆さん充分に上手なので、僕なんぞの出る幕はないのですが、EKくんもDC5くんもターンのアプローチをちょっと変えるだけで旋回速度がまったく違うことを体験していただき、ちょっとは役に立ったかな。 DC2くんは元ダートラ屋さんで、すごく踏めるのですが進入の荷重移動が粗くて甘い。あと、ブレーキパッドがどこのだか分からないストリート用が入ってて、これがあまりよくなかったですねぇ。
EP91さんは、「さん」と呼ぶとおり女性でして、それもこの日が2回目という方。 現在エボ2をジムカーナ仕様に作成中ということですが、今日は家のクルマでとにかく練習ということで、栃木からお越しです。 このコにはびっくりしました。すげー踏むんですよ。 女性ドライバーの場合、最初はほとんどの方がアクセルを床まで踏んでもらうことに苦労します。ところが彼女はアクセルが踏めると見切ると全開。それに比べて進入のブレーキが甘いのでそれを指導すると、どんどん良くなってくる。 一度などはノーマルのグランツァを進入ブレーキでテールスライドさせ、本人大喜び(笑)。 とにかく明るいコで、すごく楽しそうでした。
こういうのを見ると、ほんと嬉しくなりますね。
午後になるとますます寒くなってきました。 しかし今回はまったくトラブルもなく終了。 5時過ぎに撤収して、八王子にある壺坂さんのお店「プロフォース」に初めて寄ってみました。 足柄?から成人式の着物そのままで駆けつける元気娘がいたり、店にあったグラツー4で燃えたりと楽しい時間をすごしましたが、道路も空いてきたので食事もせず帰ることに。 なにせ翌日は千葉の表彰式なのですよ。でもってそれに先立つ代表者会議の議長の予定なんですよ。
21時半くらいには帰着して、途中で買った牛丼が晩飯。
いやぁ、やっぱ寒いと疲れますわ。
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