「ベストラップこ〜し〜〜〜〜〜ん!!!」
これねぇ、ゴールして聞こえてくると、もうイッちゃいますね。 でもねぇ、言う方もこれ、けっこう快感なんですよ(笑)
そんなわけで、JMRC千葉ジムカーナシリーズ第7戦、最終戦のアナウンスなんぞをして来ました。 今年アナウンスするのは3回目いっすね。開幕戦、7月の第5戦、そして今回。いずれも他にいいアナウンサーの方を確保できなかったので、近場で調達ってヤツです(^^ゞ そりゃねぇ・・・僕だったらこき使えますから。
てなわけで、9月の部会で習志野の星さんから「次回、またお願いしますよぉ」と言われまして、待ち構えていたわけですが、エントリーリストが来たのが木曜日(T_T)。 そこからアナウンスシート作成に突貫工事ですわ。 もう仕事になんざなりませんよ。 知ってる選手はいいんです。言うネタなんてこちとら腐るほど握ってますんで(^^ゞ そらもー、笑い飛ばせる話から、言ったら死人が出る話まで(笑)。 硬軟織り交ぜて話題は豊富でございます。
しかし、やっぱ全部が全部知ってるわけじゃありません。 そうすっとね、シートの空白埋めるの、大変なんですよ。 ジムカーナのアナウンスってね、実際その選手のことを喋れる時間って数十秒しかないんです。 だって、前の選手がゴールする頃次の選手がスタートする。ゴールした選手のタイムを読まにゃならんし順位は言わにゃならんし。 そうすっと言い終わる頃にはスタートした選手はもう中盤に差しかかっていて、そこからやっとその選手のことが言える。で、その選手がゴールする頃・・・・と繰り返すわけ。
でもね、この数十秒という時間、言いたいことがたくさんあると、喋りきれない短い時間ではありますが、いうことがないととてつもなく長い時間なのです(^^ゞ ジムカーナって、「見て面白い」ってのはけっこう玄人の楽しみ方なんで(笑)、アナウンスでカバーしないとすげーしらけるのね。だから、ジムカーナやダートラにおけるアナウンサーの役割ってのは、まさにMC(Master of Ceremony)。場を盛上げる中心的役割りだと思います。 そんなわけで、出来る限り「無音の時間」は作りたくない。
そう考えると、アナウンスシートに盛り込む「ネタ」は溢れるほど豊富に用意しておきたいのですが、これが難しい。 もう今年の戦績やらポイントやら順位やら、何ポイントとれば逆転チャンプだとか、果ては去年の順位とかまで、もう手元の資料総動員っす。 幸い、部会の事務局やってますからその手の資料は豊富。 それを繋げてなんとか引っ張ろうという部分も出てきます。 あとは、インターネットの掲示板徘徊(笑)。
でまぁそうしてなんとか資料を作り、会社から帰ると(おいおい)、ふと夜中目が覚めました。
えー、とある夢を見て起きたわけですが、この夢というのがスゴイ。
簡単に解説しますと・・・・
「千葉戦の表彰式。表彰台の真ん中はmasa総長。 こうなると当然後掻連の“儀式”が。 今日はどんなの・・・・?と思っていると、浅間台の駐車場のほうから突如太鼓の音。 ん?ナンダナンダ?と見やれば、そこには白ふんどしにたいまつを持った後掻連の連中が、太鼓を叩きながら練り歩いてくる途中だった・・・」
というやつですわ(大爆笑)。 夢の中で僕はもう腹を抱えて、地べたを叩いて大笑いしてます。 あまりに大笑いしてたんで・・・・起きました(爆)
ところが目が覚めてインスピレーション。
「そうだ!表彰式で流すファンファーレみたいな音楽がほしい!!」
しかし浅間台にはCDプレーヤーがないのです。 カセットデッキはあるけど、使ってるのを見たことがない(^^ゞ
「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜どうしよぉ〜〜〜〜〜〜ん」
布団の中で迷います。 この時夜中の1時45分。 「こんな時間じゃどうしょもないよなぁ」と思いかけたその時、よしゃあいいのに思い出します。
「そうだ。ドンキホーテは5時までやってる!」
バカ! バカバカバカバカバカバカバカッ! なんで思い出すんだよぉバカァ!! ますます眠れなくなるきくりん氏。
こうなるともうダメ。
「うがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
と、自分を鼓舞するように起き、いそいそとジーンズに着替え、勝手に夜中出掛けちゃ徘徊と思われるから、うららを起こして事情を説明。 著しく不機嫌なうらら。当然であります。 しかし、カルディナに飛び乗り、一路葛西のドンキ本店へ。 さすがに夜中の2時だと空いてるとはいえ、こんな夜中にお前らはアホか!?というほど人はいます(笑)。 そのアホに混じって僕もCDラジカセをゲット。5千円の投資です。
結局帰ってみるとうららも目が覚めてしまったらしく、僕もその後は眠れず、合計睡眠時間3時間のままアナウンスに突入。 終わる頃にはもうへろへろ。 おまけに表彰式で水をかけられて、当然着替えのない僕はそのまま帰るハメになり、しっかり風邪を引いて翌日の仕事は午前半休だバカヤロー!!
肝心の勝負のほうは、唯一チャンピオンが決まっていなかったN2クラスで大波瀾。 チャンピオン決定にはかなり甘い条件だったフカメンが、あろうことか入賞すらせず(^^ゞ、セカンドーズの井口選手が逆転チャンピオン。片山くんも見るかげなく・・・。 で、やっぱ一番力が入っちゃうB3クラスは、とうとうマサ酒巻に土がつき、松嶋さんが優勝。 逆転に継ぐ逆転の展開は、いやぁホント面白かった。 出来ればアナウンスなんかじゃなくて、ゆっくり見たかったっすよ。
今回はアナウンスにあたって、習志野さんにちょっと無理をお願いしました。 まず、アナウンス用に別モニターを用意してもらい、目の前で順位の確認を出来るようにしてもらったこと。 それから、タイムの入力を迅速にしてもらうようにしたこと。 システム的に、光電管と入力が直結してないので、手入力(^^ゞ これをとにかく迅速にしてもらい、順位の把握がすぐにできるようにしてもらいました。ちなみに入力さえされれば瞬時にソートされて順位が分かります。 また、つきっきりで試走ドライバーの全日本・大原くんを中間計時係で使い、しっかり中間も取りましたので、それなりに仔細の伝わるアナウンスが出来たかと思います。
でもまぁ・・・こういうのはやっぱ阿久津くんか島村さんに頼んで(^^ゞ
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