[2003/10/19] 千葉最終戦アナウンスの巻

「ベストラップこ〜し〜〜〜〜〜ん!!!」

これねぇ、ゴールして聞こえてくると、もうイッちゃいますね。
でもねぇ、言う方もこれ、けっこう快感なんですよ(笑)

そんなわけで、JMRC千葉ジムカーナシリーズ第7戦、最終戦のアナウンスなんぞをして来ました。
今年アナウンスするのは3回目いっすね。開幕戦、7月の第5戦、そして今回。いずれも他にいいアナウンサーの方を確保できなかったので、近場で調達ってヤツです(^^ゞ
そりゃねぇ・・・僕だったらこき使えますから。

てなわけで、9月の部会で習志野の星さんから「次回、またお願いしますよぉ」と言われまして、待ち構えていたわけですが、エントリーリストが来たのが木曜日(T_T)。
そこからアナウンスシート作成に突貫工事ですわ。
もう仕事になんざなりませんよ。
知ってる選手はいいんです。言うネタなんてこちとら腐るほど握ってますんで(^^ゞ
そらもー、笑い飛ばせる話から、言ったら死人が出る話まで(笑)。
硬軟織り交ぜて話題は豊富でございます。

しかし、やっぱ全部が全部知ってるわけじゃありません。
そうすっとね、シートの空白埋めるの、大変なんですよ。
ジムカーナのアナウンスってね、実際その選手のことを喋れる時間って数十秒しかないんです。
だって、前の選手がゴールする頃次の選手がスタートする。ゴールした選手のタイムを読まにゃならんし順位は言わにゃならんし。
そうすっと言い終わる頃にはスタートした選手はもう中盤に差しかかっていて、そこからやっとその選手のことが言える。で、その選手がゴールする頃・・・・と繰り返すわけ。

でもね、この数十秒という時間、言いたいことがたくさんあると、喋りきれない短い時間ではありますが、いうことがないととてつもなく長い時間なのです(^^ゞ
ジムカーナって、「見て面白い」ってのはけっこう玄人の楽しみ方なんで(笑)、アナウンスでカバーしないとすげーしらけるのね。だから、ジムカーナやダートラにおけるアナウンサーの役割ってのは、まさにMC(Master of Ceremony)。場を盛上げる中心的役割りだと思います。
そんなわけで、出来る限り「無音の時間」は作りたくない。

そう考えると、アナウンスシートに盛り込む「ネタ」は溢れるほど豊富に用意しておきたいのですが、これが難しい。
もう今年の戦績やらポイントやら順位やら、何ポイントとれば逆転チャンプだとか、果ては去年の順位とかまで、もう手元の資料総動員っす。
幸い、部会の事務局やってますからその手の資料は豊富。
それを繋げてなんとか引っ張ろうという部分も出てきます。
あとは、インターネットの掲示板徘徊(笑)。

でまぁそうしてなんとか資料を作り、会社から帰ると(おいおい)、ふと夜中目が覚めました。

えー、とある夢を見て起きたわけですが、この夢というのがスゴイ。

簡単に解説しますと・・・・

「千葉戦の表彰式。表彰台の真ん中はmasa総長。
こうなると当然後掻連の“儀式”が。
今日はどんなの・・・・?と思っていると、浅間台の駐車場のほうから突如太鼓の音。
ん?ナンダナンダ?と見やれば、そこには白ふんどしにたいまつを持った後掻連の連中が、太鼓を叩きながら練り歩いてくる途中だった・・・」

というやつですわ(大爆笑)。
夢の中で僕はもう腹を抱えて、地べたを叩いて大笑いしてます。
あまりに大笑いしてたんで・・・・起きました(爆)

ところが目が覚めてインスピレーション。

「そうだ!表彰式で流すファンファーレみたいな音楽がほしい!!」

しかし浅間台にはCDプレーヤーがないのです。
カセットデッキはあるけど、使ってるのを見たことがない(^^ゞ

「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜どうしよぉ〜〜〜〜〜〜ん」

布団の中で迷います。
この時夜中の1時45分。
「こんな時間じゃどうしょもないよなぁ」と思いかけたその時、よしゃあいいのに思い出します。

「そうだ。ドンキホーテは5時までやってる!」

バカ!
バカバカバカバカバカバカバカッ!
なんで思い出すんだよぉバカァ!!
ますます眠れなくなるきくりん氏。

こうなるともうダメ。

「うがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

と、自分を鼓舞するように起き、いそいそとジーンズに着替え、勝手に夜中出掛けちゃ徘徊と思われるから、うららを起こして事情を説明。
著しく不機嫌なうらら。当然であります。
しかし、カルディナに飛び乗り、一路葛西のドンキ本店へ。
さすがに夜中の2時だと空いてるとはいえ、こんな夜中にお前らはアホか!?というほど人はいます(笑)。
そのアホに混じって僕もCDラジカセをゲット。5千円の投資です。

結局帰ってみるとうららも目が覚めてしまったらしく、僕もその後は眠れず、合計睡眠時間3時間のままアナウンスに突入。
終わる頃にはもうへろへろ。
おまけに表彰式で水をかけられて、当然着替えのない僕はそのまま帰るハメになり、しっかり風邪を引いて翌日の仕事は午前半休だバカヤロー!!

肝心の勝負のほうは、唯一チャンピオンが決まっていなかったN2クラスで大波瀾。
チャンピオン決定にはかなり甘い条件だったフカメンが、あろうことか入賞すらせず(^^ゞ、セカンドーズの井口選手が逆転チャンピオン。片山くんも見るかげなく・・・。
で、やっぱ一番力が入っちゃうB3クラスは、とうとうマサ酒巻に土がつき、松嶋さんが優勝。
逆転に継ぐ逆転の展開は、いやぁホント面白かった。
出来ればアナウンスなんかじゃなくて、ゆっくり見たかったっすよ。

今回はアナウンスにあたって、習志野さんにちょっと無理をお願いしました。
まず、アナウンス用に別モニターを用意してもらい、目の前で順位の確認を出来るようにしてもらったこと。
それから、タイムの入力を迅速にしてもらうようにしたこと。
システム的に、光電管と入力が直結してないので、手入力(^^ゞ
これをとにかく迅速にしてもらい、順位の把握がすぐにできるようにしてもらいました。ちなみに入力さえされれば瞬時にソートされて順位が分かります。
また、つきっきりで試走ドライバーの全日本・大原くんを中間計時係で使い、しっかり中間も取りましたので、それなりに仔細の伝わるアナウンスが出来たかと思います。

でもまぁ・・・こういうのはやっぱ阿久津くんか島村さんに頼んで(^^ゞ


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